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(趣旨)

第1条　この要領は、広島県公立大学法人教員の任期に関する規程(平成19年法人規程第53号。以下「任期規程」という。)別表の規定に基づき、任期を定めて任用された教員(以下「任期付き教員」という。)の再任又は任期の定めのない教員とすること(叡啓大学の教員の任期の定めのない教員とすることは除く。以下「再任等」という。)に関し、必要な事項を定めるものとする。

(選考方法)

第2条　任期付き教員の再任等のための選考は、広島県公立大学法人教員の選考基準を定める規程(平成19年法人規程第49号)に定める基準により、人事委員会(広島県公立大学法人人事委員会規程(平成19年法人規程第22号。以下「人事委員会規程」という。)第1条に規定する県立広島大学人事委員会又は叡啓大学人事委員会をいう。以下同じ。)の議に基づき当該大学の学長(以下「学長」という。)が行う。

(再任等条件)

第3条　任期付き教員が再任等されるためには、全学的視点で当該教員の専門分野が必要とされるとともに、当該教員が在職中に広島県公立大学法人職員就業規則(平成19年法人規程第52号)を遵守し、教育、研究、地域貢献及び学内運営に関する所定の業務を遂行したものと認められなければならない。

(再任等希望の有無の申出)

第4条　任期付き教員は、任期が満了となる日の原則として1年前から9月前の日までに、経営管理研究科に所属する教員以外の教員は任期付き教員再任希望申出書(別記様式第1号―1)により、経営管理研究科に所属する教員は任期付き教員無期雇用希望申出書(別記様式第1号―2)により、再任等希望の有無を所属する学部、専攻科、研究科、機構及びセンター(以下「学部等」という。)の長(以下「所属長」という。)に申し出るものとする。ただし、任期規程別表の再任に関する事項中に定めた回数を既に再任されている者を除く。

(選考手続きの開始等)

第5条　所属長は、前条の規定による申出があったときは、直ちに理事長及び学長に報告しなければならない。

(再任等選考)

第6条　選考会議は、次に掲げる選考資料に基づき、教育業績、研究実績、地域貢献及び大学運営に関する貢献について総合的に再任等希望者の審査を行うものとする。

(審査の期限)

第7条　選考会議は、前条に規定する審査を当該再任等希望者の任期が満了となる日の原則として7月前の日までに終了し、再任等希望者審査報告書(別記様式第4号)及び任期付き教員再任等選考に係る審査結果票(別記様式第5号)により審査結果を速やかに人事委員会に報告しなければならない。

(再任等の決定等)

第8条　人事委員会は、再任等希望者の任期が満了となる日の原則として6月前の日までに選考会議の審査結果について審議し、再任等の可否を判断し、学長へ報告する。

(選考結果の公表)

第9条　学長は、教員再任等選考の結果を公表するものとする。

(公表)

第10条　法人は、この要領を定め、又は改正したときは、これを公表するものとする。

(補則)

第11条　この要領に定めるもののほか、教員の再任等に関し必要な事項は、別に定める。